夏休みの自由研究にぴったりなテーマ、それが「お米・ごはん」!
毎日の食卓に登場する身近な食材だからこそ、観察・実験・調査がしやすく、学びが深まります。
今回は、学年別におすすめの研究テーマと、研究を進めるうえでのポイント(注意点やコツ)をご紹介します!
小学校低学年(1〜2年生)向け
いつも食べているごはんやおにぎり。
よく観察してみると思いがけない発見があるかも!?
おにぎりの形をくらべよう
内容:三角、まる、たわら型などの形を作って、食べやすさや作りやすさを調べる。
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家族にアンケートを取っても◎
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写真を撮ってアルバムにまとめると見やすくなる!
いろんなお米をさわってみよう
内容:白米、玄米、もち米などの感触やにおいをくらべる。
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手でさわる前に、よく手を洗って清潔に。
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「におい」「つや」「かたさ」など五感を使って観察!
ごはんをおえかきにしてみよう
内容:食べたごはんやおにぎりの絵を描いて、感想を言葉にする。
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「ふわふわ」「もちもち」などの表現を工夫しよう!
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絵日記のように毎日のごはんを描いても楽しい♪
小学校中学年(3〜4年生)向け
実際に自分でごはんを炊いてみよう。
炊き方や水加減で味わいが変わるよ。
ごはんの炊き方くらべ
内容:炊飯器、土鍋、電子レンジなどで炊いて味や香りを比較。
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違いを表にまとめると見やすい。
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家族に「人気投票」しても盛り上がる!
お米をかぞえてみよう
内容:1合分のお米が何粒あるか数えたり、推定したりする。
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全部数えるのが大変なら、100粒ずつ分けて数える方法も。
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1粒の重さを測って計算してみても◎
水の量でごはんのかたさは変わる?
内容:同じお米に対して、水の量を変えて炊いて比較。
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基準の水量を決めて、少なめ・多めを調整。
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かたさ、におい、味などの項目で評価しよう。

おかゆを作ってみるのもいいかも
小学校高学年(5〜6年生)向け
学校で学んだ理科や歴史の知識を生かし、お米を調査してみよう。
発芽玄米をつくってみよう
内容:玄米を水につけて発芽させ、観察記録をとる。
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清潔な環境で玄米が発芽するまで観察&写真を撮ろう。
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できた発芽玄米を実際に食べてみよう!

作り方の参考にしてね

精米を手作業でやってみよう
内容:すり鉢やペットボトルで玄米を精米し、白米との違いを調べる。
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精米前後のお米を写真で比較しよう。
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「つや」「重さ」「色」なども記録して!
ごはんの栄養を調べよう
内容:炭水化物やエネルギーの役割を調べ、食後の変化も観察。
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食品成分表を活用して正確に!
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運動後の食事との関係も調べるとさらに深まる。
中学生向け
お米を通じて、世界と自分とのかかわりを考えてみよう。
世界のために自分ができることは何だろう?
世界のお米文化を調べて比較しよう
内容:各国の主な米料理、品種、文化を調べてマップや表にまとめる。
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写真や料理のレシピも添えると◎
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なぜその国でその食べ方が主流か、文化背景も調査!
お米と食糧問題を考えよう
内容:世界の食糧不足やフードロスの現状と、お米の役割について調査。
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公的機関(農水省・WFPなど)のデータを使うと信頼性UP。
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自分なりの意見や提案を書くと「探究性」が高まる!
米ぬか・もみ殻のエコ活用を体験!
内容:米ぬかを使った石けん作りや、もみ殻を肥料に活用してみる。
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必ず大人と一緒に作業しよう(特に火や道具を使う場合)。
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使ってみた結果を「ビフォー・アフター」でまとめると◎
研究をうまく進めるポイント
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観察は毎日こまめに記録すること
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写真やイラストを取り入れてわかりやすく
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表やグラフで「見える化」すると発表でも好印象
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安全第一!熱や刃物を使うときは必ず大人と一緒に!
お米をテーマにすると、「観察・実験・考察」の力が自然と身につきます。
家族との会話や地域の文化を知るきっかけにもなりますよ。

夏休みの研究が、楽しくておいしい学びの時間になりますように♪

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