【備蓄米100万トン】ってどれくらい?炊きあがりごはんでおにぎり・寿司・お茶碗に換算してみた!

お米のうんちく

 

連日備蓄米のニュースが話題になっていますね。

2025年、「令和の米騒動」をきっかけに注目された政府の“備蓄米”。
その備蓄量はなんと最大で100万トンにもなるそうです。

5年間かけて、毎年20万トンを備蓄していくそうな。

でも、「100万トン」と言われても、正直ピンと来ませんよね。

ということで今回は、炊きあがりごはんを基準に、庶民感覚でどれくらいの量になるのかを徹底的に数字で換算してみました!


100万トンって何グラム?どれくらい重い?

まずは基本の数字から押さえておきましょう。

  • 1トン=1,000kg
  • 1kg=1,000g

100万(1,000,000) × 1,000kg(1トン) × 1,000g(1㎏) = 1兆グラム

1,000,000,000,000g

ゼロ何個…?

重さで比べる!1兆グラムってどれくらい?

仮に日本人全員(約1億2000万人)に配布するとどれくらいもらえるのでしょう。

1兆グラム÷1億2000万人=約8300g(8.3㎏)

10㎏はもらえないのですね。

その量を動物で例えるならば

アフリカゾウの大人で約4,000㎏(4トン)だそうです。

すなわち、約25万頭分の重さに相当します。

馴染みのある車だとどうでしょう。

一般的なファミリーカー(ミニバン)だと約1800㎏(1.8トン)です。

すなわち55万台分です。


この米炊くとさらに増えるのでは?

お米は炊くと水を吸って約2.2倍に膨らみます。

1兆g × 2.2倍 = 約2兆2,000億g(炊きあがりごはん)


おにぎりにすると…約200億個!

おにぎり1個あたりごはん約110gとして換算すると、
約200億個分のおにぎりができます!

日本国民に配ると、1人あたり約167個!

半年は持たないのですね。


寿司のシャリにすると…約1,100億貫!

にぎり寿司のシャリ1貫=約20gとすると、
約1,100億貫分のシャリができます。

1人で毎日10貫ずつ食べても、約30,000年分!


お弁当のごはんは…約88億食分!

お弁当1食あたりごはん250gで換算すると、
約88億食分のお弁当が作れます。


お茶碗のごはん(150g換算)で換算すると…

お茶碗1杯=ごはん150gで計算すると、
約146億6,666万杯のごはんになります。

全人口(約1億2,000万人)が毎日1杯ずつ食べても、
約3年3か月分まかなえる計算です!


成人男性1人で毎日3杯ずつ食べたら…

1日3杯(450g)を食べ続けた場合、
約13,394,216年分(約1339万年分)のごはんになります。

日本で一番古い時代と言われているのが旧石器時代(約260万年前)なので

そこから毎日食べてもまだまだ終わらないレベルです。


まとめ:ごはんで見える、日本の“食の守り”

政府の備蓄米100万トンを、すべて「炊きあがりごはん」にして換算すると、そのスケールはまさに国家級!

  • 🍙 おにぎり:約200億個
  • 🍣 寿司シャリ:約1,100億貫
  • 🍱 弁当ごはん:約88億食
  • 🍚 お茶碗ごはん:約146億杯(150g換算)
  • 🧔 一人で食べ続けると:約1,339万年分

普段何気なく食べているお米が、いかに国家レベルの食料安全保障を支えているかが実感できました。

一番ぴったりな気持ちを押してね!

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