夏こそもちを食べよう。暑い日においしい、さっぱり餅料理

おもちのうんちく
お正月や冬の食べ物という印象が強い「おもち」。けれど、実は夏にもぴったりの食べ方があります。暑くて食欲が落ちやすい季節でも、もちなら少量で満足感があり、食べ方を工夫すればさっぱりと楽しめます。
焼いて香ばしく、煮てつるりと。冷たい薬味と合わせて、時には甘く。
夏の食卓に、もちを取り入れてみませんか。今回は、夏におすすめのもち料理をご紹介します。
なかでも一番おすすめしたいのが、福井らしい食べ方のひとつ「おろしもち」です。

夏におすすめのもち料理

まずは、夏に合うもち料理をいくつかご紹介します。

おろしもち

「おろしもち」とは、煮るか焼くかしたもちに、たっぷりの大根おろしをからめて食べる料理です。
しょうゆを少しかけ、かつお節やねぎを添えると、より風味よく仕上がります。
「からみもち」「みぞれもち」と呼ぶ地域もあります。

大根おろしのさっぱり感と、もちの香ばしさがよく合い、暑い日でも食べやすいのが魅力です。辛味のある大根を使えば、ピリッとした刺激が食欲を引き立ててくれます。

年末の餅つきで食べることが多いけど、夏もおいしい☆

冷やしぜんざいもち

冷たくしたぜんざいに、焼いたもちやゆでたもちを入れる食べ方です。

甘さの中にも涼しさがあり、夏のおやつにぴったりです。もちを小さめに切ると食べやすく、冷たい小豆との相性もよくなります。

もち入り冷やし茶漬け

焼いたもちを小さく切り、冷たいお茶やだしをかけていただく食べ方です。

梅干し、青じそ、みょうが、白ごまなどを合わせると、夏らしいさっぱりした一品になります。軽い昼食や、食欲がない日の一品にもおすすめです。

もちピザ

薄く切ったもちをフライパンで焼き、チーズ、トマト、ピーマン、ツナなどをのせて作ります。

夏野菜と合わせれば、子どもにも喜ばれる一品になります。冷蔵庫にある食材で作りやすく、休日のお昼ごはんにも向いています。

梅しそもち

焼いたもちに、梅肉と青じそを合わせるだけの簡単な食べ方です。

梅の酸味と青じその香りで、もちがさっぱりと食べられます。しょうゆを少し加えてもおいしく、暑い時期のおつまみにもなります。

夏にこそ食べたい「おろしもち」

今回、特におすすめしたいのが「おろしもち」です。

おろしもちは、ゆでるか焼いたもちに大根おろしを合わせるシンプルな料理です。もちの香ばしさ、大根おろしのみずみずしさ、しょうゆの香りが合わさり、派手さはありませんが、何度でも食べたくなる味です。

もちというと重たい印象があるかもしれません。しかし、おろしもちにすると大根おろしのおかげで口当たりが軽くなり、夏でもさっぱり食べられます。

福井では、そばに大根おろしを合わせる「おろしそば」も親しまれています。辛味のある大根おろしを料理に合わせる食文化があり、おろしもちはその延長でも楽しめる、福井らしいもちの食べ方といえます。

福井の一部地域で食べられる「土用餅」としてのおろしもち

夏の土用といえば、うなぎを思い浮かべる方も多いかもしれません。

一方で、昔から「土用餅」を食べて、暑い時期を元気に過ごそうとする風習もあります。

土用餅は、暑さが厳しく体調を崩しやすい時期に、もちを食べて力をつけ、無病息災を願うものとされています。地域によって食べ方はさまざまで、あんころ餅やあべかわ餅などがよく知られています。

福井でも、夏の土用に餅を食べる文化があり、一部地域では「土用餅」としておろしもちが食べられています。

夏は田んぼの作業で体力がいるからね

では、なぜ夏の土用におろしもちなのでしょうか。

理由のひとつは、暑い時期でもさっぱり食べられることです。甘い餅もおいしいですが、真夏には重たく感じることもあります。その点、おろしもちは大根おろしの水分と辛味で口当たりが軽く、食欲が落ちやすい時期にも食べやすい料理です。

もうひとつは、福井らしい食文化との相性です。

福井では、おろしそばのように、大根おろしを使った料理が身近にあります。辛味のある大根おろしを、主食に合わせてさっぱり食べる感覚は、福井の食卓になじみやすいものです。

もちで力をつける。大根おろしでさっぱり食べる。夏の暑さを乗り切るために、おろしもちはとても理にかなった土用餅といえます。

おろしもちのおいしい作り方

材料はとてもシンプルです。

  • もち
  • 大根
  • しょうゆ
  • かつお節
  • ねぎ
  • お好みで七味、ゆず、すだちなど

作り方は、まずもちを煮るか香ばしく焼きます。
もちを調理している間に大根をたっぷりとすりおろします。

もちに大根おろしをたっぷりのせ、しょうゆをかければ完成です。お好みで、かつお節やねぎ、ゆずなどを添えてもいいでしょう。

しらすや梅を足したり、アレンジは無限大

レンジで調理が便利

暑い台所で火を使いたくない……。
一人分だけだから、鍋を使って料理するのは面倒。

そんな方は「電子レンジ」を使うのがおすすめです。

電子レンジで使える耐熱容器におもちと、おもちが浸るくらいの水を入れます。
様子を見ながらもちを煮ます。
レンジにかける時間はおもちの大きさや状態によりますが1~2分程度が目安です。

おもちが煮えたらお湯を切ります。

もちを煮ている間に、たっぷりの大根おろしを作ります。
鉢やボウルいっぱいに大根をすりおろすのがタナカ農産のある福井流です。
しょうゆをお好みで入れます。

たっぷりとした大根おろしの海の中にもちを入れてからめれば完成です。

おもちと大根としょうゆだけのシンプルさがタナカ流

おろしもちに合う大根の選び方

おろしもちに使う大根は、みずみずしく、張りのあるものを選びます。

持ったときにずっしり重く、表面がなめらかで、ひげ根の穴が少ないものがおすすめです。

葉がついている場合は、葉がピンとしているものが新鮮です。切り口が乾いていたり、すが入っているものは、食感や風味が落ちていることがあります。

さっぱり食べたい場合は、一般的な青首大根で十分おいしく作れます。辛味を楽しみたい場合は、辛味大根を使うのもおすすめです。

辛い大根を選ぶには

大根は、部位によって辛味が変わります。

一般的に、葉に近い上の部分は甘みがあり、真ん中は甘みと辛味のバランスがよく、先端に近い下の部分は辛味が強くなります。

ピリッと辛いおろしもちにしたい場合は、大根の下の方を使うのがおすすめです。

さらに辛味大根が手に入る場合は、ぜひ使ってみてください。福井のおろしそばのような、キリッとした辛味のある味わいになります。

ただし、辛味が強すぎると食べにくい場合もあります。辛い大根おろしに、少し甘みのあるしょうゆや、かつお節を合わせると味がまとまりやすくなります。

大根のすりおろし方で辛さが変わる

大根おろしは、すりおろし方でも味が変わります。

辛味を出したい場合は、大根をおろし金に対して直角に当て、力を入れて手早くすりおろします。細胞がしっかり壊れることで、辛味が出やすくなります。

反対に、辛さをやわらげたい場合は、ゆっくり円を描くようにやさしくすりおろします。また、すりおろしてから少し時間を置くと、辛味がやわらぎます。

小さなお子さんに手伝ってもらうとやわらかい味になるよ

おろしもちにするなら、食べる直前にすりおろすのがおすすめです。大根の香りや辛味が生きて、焼きたてのもちとよく合います。

夏の食卓に、もっと気軽にもちを

もちというと、どうしても冬の食べ物と思われがちです。

しかし、食べ方を変えれば、夏にもおいしく楽しめます。

特におろしもちは、焼いたもちの香ばしさと、大根おろしのさっぱり感がよく合う、夏向きのもち料理です。
簡単に調理したい方は、器にもちともちが浸るくらいの水を入れて電子レンジでチンするのがおすすめ。台所で火を使わずにおろしもちが食べられます。

福井の一部地域で土用餅として食べられているのも、暑い時期に無理なく食べられ、体に力をつけてくれる料理だからではないでしょうか。

今年の夏は、冷たいものばかりでなく、香ばしく焼いたもちにたっぷりの大根おろしをのせて、夏のもち料理を楽しんでみてください。

おろしもちで夏をのりきろう!

タナカ農産について

<地域をあげて栽培する【ふくい東郷米】>

コシヒカリ発祥の地に近い福井市東郷地域は、福井県の三大河川のひとつ、足羽川が流れており、山麓地帯より福井平野がひらける地域に位置します。
タナカ農産では、39年以上前から無農薬・有機肥料栽培に東郷地域を挙げて一丸となって取り組んでいます。

<ふくい東郷米がおいしい理由>

“奇跡”ともいわれる米作りに最適な自然環境

山や土壌の養分をたっぷり含んだ雪解け水と、昼夜の大きな寒暖差が生じる足羽川の川風「あらし」が、奇跡的な米作りに最適な自然環境。
お米がもつ力を最大限に引き出す農法と、奇跡の自然環境から最高級のお米「ふくい東郷米」が生まれました。

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年間通して倉庫内の温度を13℃以下、湿度を70~75%に保つ低温倉庫でお米を保管。一年中、収穫時の新鮮なおいしいお米をお届けします。

3台連座の低温精米方式

3台の精米機で3回に分けて精米することで摩擦熱を抑え、糠の匂いが沁み込まないお米を実現。
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空気や水分、酸素・水素などを遮断する三層構造の米袋で真空に。
袋内の酸素がないため、お米が酸化せず、虫も発生しません。
1年以上、お米の食味と品質を保つので長期保存にも。

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コシヒカリ発祥の地、福井県福井市。お米の栽培にとって奇跡的ともいえる環境を持つ東郷地区で地域を挙げて栽培したブランド米「ふくい東郷米」を全国へ通信販売でお届けしています。地元農家でグループを作り、徹底した品質管理のもとでお客様のもとへ直送、...

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